昨日からの続きで、
母と子の会話(保育園の年長の男の子:あきちゃん)
(テーマ9 幸せな子は、人をいじめない)
子:『今日、保育園でね、たけしくんが、かおりちゃんをいじめていたよ。「ゴリラ、ゴリラ」って言って。どうして、たけしくんは、人のいやがること言うのかな?』
母:『それは、たけしくんは、しあわせじゃないからかも。』
子:『そうかな?好きな遊びをしておもしろそうにみえるけど。いじわるしたり、いばったりする人は、しあわせじゃないってこと?』
母:『そうらしいよ。しあわせな人は、いばったり、人をいじめたりしないんだって。』
子:『あっ、たけしくんが、おかあさんがこわくって毎日しかられるって言ってた。おうちではしあわせじゃないかも。
保育園でも、いばってるから、なかよしのしあわせが、消えちゃうよね。そうしたら、ぜんぶのしあわせが、なくなっちゃうから、たけしくんもさびしいのかも。』
母:『そうかもしれないね。なかよしでいたら、みとめあえて、幸せな気持ちになれるのにね。』
子:『ぼく、たけしくんにも、ときどき、こえかけてあげようって。たけしくんも、さびしいんだ。きっと。なんたか、たけしくんのきもち、すこしわかるきしてきた。』
母:『あら?たけしくんのこと、こわかったんじゃないの?』
子:『うん。そうだけど・・・。たけしくんは、悪い子じゃなくて、さびしいんだ、きっと。それに、かおりちゃんって、すごいんだ。
「わたし、ゴリラじゃないよ!」って平気で笑ったんだ。かおりちゃん、かっこいい!って思った。』
母:『きっと、かおりちゃんは、幸せなんだね。いつも、ニコニコしているものね。』
子:『かおりちゃんのお母さんも、いつも、えがおだね。ひまわりみたいだね。』