【7つの習慣】
☘️傾聴・支援・励ます・信頼・尊敬・受容・交渉等☘️
グラッサー博士が幸せの秘訣として、おすすめの7つの習慣のうち 今週は『傾聴』を深堀しています。
〜混ぜるな危険!!7つの習慣〜
私は、勤務していた中学校🏫でも、『7つの身に付けたい習慣』を使うことを意識するようになりました。
問題を抱えていない生徒さんは、笑顔で接し話を聞き、「困った時はいつでも言ってね」と支援的に関わると 以前よりもスピーディーに良好な人間関係が築けるようになりました。
でも、問題行動の多い生徒に、時に厳しい口調で指導することもありました。
すると彼は「先生のことは信用してやろうと思っていたのに、やっぱり他の先生と同じ。俺ばっかり悪いと決めつけとる!」
と言われました。
傾聴で開かれつつあった彼の心の扉が、批判で閉じられてしまったと感じました。
そして、彼は表面的には態度は悪いままでしたが、実は、私を信用しようとしていた心の変化も分かりました。
もし、私を信用してくれたら、彼が心の内側にある扉を開けてくれて彼の行動改善にも、影響力を持つことが出来ます。
選択理論の習慣は「混ぜると危険」と言われたのは、講師の飯島俊治先生だったでしょうか。
それを、実感しました。
ある時は傾聴し、ある時は批判的に関わられると戸惑いますよね。
傾聴と批判をまぜて接すると、よけい信用を失うことを生徒の言動から学びました。
彼からすれば、信用しかけていた人に裏切られた気持ちかもしれません。
これまで教師皆で彼を正そうと厳しく指導してきましたが効果がなく、私にとって選択理論は頼みの綱でした。
迷いつつ、表面的には傾聴し支援する態度で接しました。
3か月くらいかかりましたが、彼は問題を起こさなくなりました。