昨日からの続きで、
母と子の会話(保育園の年長の男の子:あきちゃん)
(テーマ7 マイナスの出来事を、プラスに変える)
母:『いつも元気なあきちゃんが、何だか、今日はしずかだね。どうしたの?』
子:『保育園でいじめられたの。遊びに入れてって言ったのに、たけしくんが、ぼくだけ、だめだって。どうしてって聞いても、何も言わないの。ほかのおともだちにも、ぼくと遊んじゃだめって。だから、一人でブロックで遊んでた。つまらなかった。かなしかった。』
母:『そうだったの。そんなことがあったの。それは、かなしかったね。あきちゃんは、どうして、たけしくんと、あそびたいの?』
子:『うん、たけしくんは、ちからもつよくて背も高くて、ともだちもいっぱいいるんだ。ぼくも、なかまに入れてほしいのに。あした、保育園にいきたくないな。ひとりぼっちになるの、いやだ。』
母:『たけしくんのことは知らないけれど、たけしくんと、おともだちになりたい?たけしくんとあそんでいる子は、たのしそう?』
子:『ちょっと、たけしくんのこと、こわいかも。さからったら、遊んでもらえないから。あっ、それいやだな。びくびくしながら、あそびたくない!ぼく、ほかのおともだち、さがす!もし、さがしてみつからなかったら、また、そうだんするね。』
母:『さすがだね。あきちゃん! すごいね!こまったら、いつでも相談してね!』