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選択理論実践パートナー 井上千代 ブログ

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病院スタッフ研修から💛プラスの言葉は幸せを呼ぶ

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一昨日、愛媛のある病院から、スタッフ研修をご依頼いただき、出向きました。前半は、いつものように理論の説明して、後半は、応用編として、日常の業務にどう使えるかについて、スタッフの皆さんと共に考えました。前半はお忙しいお仕事の中で、自分の欲求充足を大切にするという点を強調させていただきました。「ご機嫌は責任」というフレーズに乗せて。

その後、ロールプレイとして事例で考えました。1例目は、待合室で、「診察を待つ時間が長すぎる!」「しかも、順番が後先になっている!」と苦情をいう患者さんへの対応について、常識としては、「すみませんが、もう少しお待ちください。」「すみません。でも、皆さんお待ちいただいているので。」、「治療内容によって後先にはなることがありますので、ご了解ください。」となると思います。でも、選択理論もヒントにして、スタッフの皆さんからは、「お待たせして申し訳ございません。」「ご気分はご大丈夫ですか。」「カルテをに確認して参ります。」「横になった方がよろしければ横になれる場所もございます。」と温かい言葉がたくさん出てきました。

2例目は、「同僚の看護師と何となく話しづらく、職場の雰囲気が暗いので、もう少し、良い関係になりたい」というお題で、ロールプレイをしました。ここでも、皆さんから、たくさんの素敵なプランが出ました。会話を増やす努力をする、共通点を見つけて、会話を増やす。日常的にさりげなく手伝う、明るいあいさつを心掛ける。あいさつ+一声など。会場から、クライアント役を募って、私が、デモンストレーションをお見せした時、クライアントの方が、「そうですね。今までは、その人と目を合わせないままあいさつをしていたことに気が付きました。自分からその人の目を見て自分から明るいあいさつをしてみます。」「もし、あいさつが返ってこなかったら?」とお聞きすると、「人間関係を良くするためにチャレンジした自分を、褒めたいと思います。」という答えが返ってきました。自分の行動は自分で選択できる―選択理論の真骨頂ですが、ロールプレイの中で見事に表現され、すがすがしい表情でお答えいただきました。

私自身も、日々の行動が、自分の上質世界(願望)に近づく行動になっているかを、楽しく正確に見つめていきたいなとカウンセラーを演じながら思いました。スタッフの皆様、熱心に学んでいただき、ありがとうござす。温かいおもてなしも有難うございます。

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