毎日が「愛と力のハーモニー」

選択理論実践パートナー 井上千代 ブログ

実践

もし、愛が伝わったら・・・川崎の事件から思うこと

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川崎で悲惨な事件が起こりました。

このような、凶悪で、悲惨な時間が起こるたびに、事件の犯人は、

「誰でもいいから殺したかった」と供述することが多いとテレビで報道されていました。

選択理論的に翻訳すれば、きっと、

「誰でもいいから、愛してほしかった」

「誰でもいいから、認めてほしかった」

ということかもしれません。

誰からも、愛されていない、認められていない・・・と感じながら

苦しい日々を送っていると、人は欲求を満たさずにはいられない存在なので

不健全な方法でも満たそうとするという、選択理論の考えは

私たちに、納得と行動を促すと思います。

もし、だれかが、彼に対し成長の過程で

愛を口にできたら、もし、認める言葉を口にできたら

問題を起こす彼を、「本当に苦しんでいる人」「孤独に耐えている人」として大切に向かい合えたら・・・

選択理論を知っている教師が増えれば、学校は、そんな場所になると想像します。

でも、常識として、問題行動のある生徒は、学校でも、家庭でも厳しく指導されます。

「悪い子を、悪いと言って、何が悪い!」という声が聞こえてきそうです。

それは世間の常識かもしれません。が、常識では、解決できないのも事実で、

選択理論が広がることを、心から願います。

グラッサー博士も、「選択理論」の中で、地域で孤独な人を作らないことの

大切さを説いています。選択理論が広がったら、きっと、お互いを認め合う

温かい言動、温かい社会になっていくと思います。

私に何ができるか考えてみたいと思います。

最近、若者で生きづらさを感じている方からのご相談が多く

その方たちが選択理論を学べるグループを模索中です。

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